私たちSonaGrafは、キヤノン株式会社（以下、キヤノン）とボリュメトリックビデオコンテンツ制作に関するコラボレーションを発表できることを誇りに思います。
SonaGrafは、キヤノンのボリュメトリックビデオ-川崎向けにフォトリアリスティックなUnreal Engineデジタル環境を制作しています。
川崎にあるキヤノンのボリュメトリックビデオスタジオは、空間キャプチャ範囲が広く、最大10人を同時に正確に撮影できる特殊なスペースです。
このスタジオには、100台超の専用4Kカメラがあり、60fps同期撮影により、物や人物の素早い動きを捉えることができます。その結果、非常にリアルで見事な映像が生まれます。
数年前の初期プロジェクトでは、公益社団法人 宝生会監修の能「葵上」のボリュメトリック映像を制作。キヤノンは数年前にもファッションブランドJUN ASHIDAとのユニークなコラボレーションを行ったほか、今年2月にはエイベックス株式会社が主催するサイバーパンクなメタバース「ANOTHER（もう一つのセカイ）」でオンラインライブも開催しました。
キヤノンのボリュメトリックビデオスタジオ-川崎は、100台超の専用4Kカメラを備えた最先端のスタジオです。ここでは10人を同時に撮影することも可能です。
ボリュメトリックビデオとは？
ボリュメトリック ビデオは、3D スキャンと同様に ３次元空間をキャプチャする技術ですが、映画のような時間の要素が含まれています。
これはパフォーマンスを撮影するのに理想的で、特殊なパフォーマンスを3DやVRで体験できるだけでなく、ポストプロダクションでカメラを360度自由に配置することができます。映画『マトリックス』の見事なバレットタイムのように、部屋全体がカメラになるのです。これは実際に見て、体験して初めて信じられるものです。
特に音楽ライブやスポーツイベントでは、没入体験のためのユニークな可能性を提供してくれます。たとえば、動き回る人物のボリュメトリック・キャプチャーを見ると、従来のCGキャラクターでは見られない、体や衣服の微妙なニュアンスを感じることができます。
SonaGrafは、ボリュメトリックビデオをどのように強化するのでしょう？
SonaGrafは、アート、エンターテイメント、広告に使用される高品質のフォトリアリスティック・リアルタイム背景の制作に関して、豊富な経験を有しています。
当社の、ボリュメトリックビデオに最適化された背景は、Disguiseのようなメディアサーバーを使用したバーチャルプロダクションと同様に、ボリュメトリックビデオスタジオのパイプラインにシームレスにフィットします。
私たちがボリュメトリック ビデオ 技術に取り組むのはこれが初めてではありません。以前、私たちはロサンゼルスのWild Capture社と彼らのボリュメトリックビデオプロジェクトで協力しました。最近では、彼らの独自のUnify Solver技術のデモや他のいくつかのプロジェクトでデジタルファッションアイテムの制作を手伝いました。
SonaGrafが、キヤノンとボリュメトリックビデオでコラボレーション – Unreal Engineを使用したSonaGrafのフォトリアルなリアルタイム環境のひとつ。
私たちは、キヤノンが日本のボリュメトリックビデオの分野で行っているユニークな活動に非常に感銘を受けています。 特に日本の若いアーティストたちは、ボリュメトリックビデオに非常に興味を持っているようです。
若いクリエイターたちの活気に満ちた力強い才能を目の当たりにすると、アイデアの巨大な潮流を見ているような気持ちになります。
SonaGrafはまた、海外のデザイン、ファッション、エンターテインメント企業が日本のデジタルスペースに参入するためのゲートウェイになることを目指しています。 私たちは、ボリュメトリックスタジオでの制作において、つながり、協力し合えるユニークな立場にあると考えています。 未来が実に楽しみです！
